2011年1月 7日 (金)

「麻木久仁子」問題にみる危機対応

 新年、明けましておめでとうございます。本年も、「中小企業診断士えんさんの視点!」の愛読、よろしくお願いいたします。

 Twitter(http://twitter.com/ensan7HDversion)でのつぶやきが日常化して以来、めっきりブログの更新頻度が落ちてしまっているが、本年は週に1本を目標に、こまめな更新をしていきたい。

 という訳で、本年初の話題は「麻木久仁子」問題!

 「好きな芸能人は?」と聞かれて、常々「麻木久仁子」と答えていた私としては、彼女をめぐる最近のスキャンダルは無関心ではいられない。

 とはいうものの、このブログのタイトルは「中小企業診断士えんさんの視点!」なので、単なる芸能スキャンダルを話題に取り上げるわけにはいかない。

 そこで今回は、彼女の記者会見などのやり取りを反面教師として、「危機対応」について考えてみたい。

 「妻子ある男性と付き合った」ということ、さらにはそれを妻(大桃美代子氏)のTwitterでのつぶやきで発覚してしまった、ということは別にしても(そこが「問題だ」という意見は、至極当然だが、ここでは深入りしない)、彼女はその後の対応において、2つのミスを犯した。

 第一のミスは、初めの記者会見において、「自らの過ちは過ちとして認め、詫びるべきところは素直に詫びる」という行為を怠った、ということである。

 弁護士が付き添っての記者会見、ということから、今後の裁判での対応も想定してのことだろうか、まだ婚姻状態にある山路徹氏と大桃氏との関係を、「二人の婚姻関係は事実上破たんしていた。だから不倫には当たらない。」と、彼女は開き直ってしまった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101222-00000021-ykf-ent

 さらに第二のミスは、1回目の記者会見で適切な情報開示をせずに、あとで発覚してしまった、という点だ。

 上記リンクによると、麻木久仁子氏は本格的な交際が始まった時期について、「2006年ぐらいだと思います。」と答え、山路氏と婚姻関係にあることを明言しなかった。

 彼女は、山路氏との婚姻関係について、隠し通せるとでも思ったのだろうか?これは後知恵でも何でもなく、まったく浅はかな判断であった。

 そもそも大桃美代子氏が、すでに離婚済みであった山路徹氏の交友関係に疑念を持ったのは、彼がミャンマーで拘束された際、「本名:松本徹」と報道されたのが発端であるからだ。

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101109/asi1011092026009-n1.htm

 芸能記者たちが、山路徹(本名松本徹)氏と、麻木久仁子(本名松本久仁子)という、既成事実を見逃していたのもお粗末であるが、それを隠し通せると判断した麻木久仁子氏もお粗末であった。

 「赤福」の例にあるように、「最初の記者会見でのごまかしが、後になって発覚する」というのは、危機対応の観点からは非常に好ましくない。

 もしかしたら、その後の裁判を有利に進めるため、との弁護士のアドバイスがあっての対応であったかもしれない。

 しかし、初期対応(最初の記者会見)での誤りによって引き起こされたイメージダウンは、その後の彼女の仕事に間違いなくマイナスに影響した。

 「知的」でならしたテレビタレント麻木久仁子氏が、そこまで思い至らなかったというのは、かえすがえすも残念なことである。

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2009年12月29日 (火)

今年の『紅白歌合戦』、一番の注目は・・・。

 今回、「中小企業診断士 えんさんの視点」はお休み。その代わり、「ボーカリスト えんさんの視点」の巻。

 自分もアマチュアながら、ステージで歌を歌ったりする。タイプ的に言うと、「つやのあるボーカリスト」なので、同じようにつやっぽいボーカリストがお気に入りだ。

 その代表格が、布施明。もちろん、CDも持っている。特に「君は薔薇より美しい」がお気に入りで、車の中でも時々聴いている。

 そんな布施明が、本年の『紅白歌合戦』にて「紅白勇退宣言」をした。同氏は今年で25回目となった紅白出場に際し、「卒業宣言ではないけど、いったん引かせていただきます。名前だけで出るのをやめようと思います。その枠を、ポップスを頑張っている若者たちに譲りたい」と紅白からの勇退を宣言したとのことだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000016-oric-ent

 記者会見にて、彼はこう語っている。「同じ曲になってしまうし、名前だけで出るのはやめようと。一度紅白から自ら引いてみて、歌謡ポップス、歌謡ロックといわれたりR&B、ジャズを頑張っている若者と同じところに戻って、そこで一番頑張っている人に出てほしい」と。

 かつてはその年のヒット曲を歌う祭典だったはずの紅白歌合戦が、若手からベテランまでバランスよく出演させるためにとの配慮か、いつの間にか懐かしのヒット曲(もしくはまったくヒットしていない持ち曲)での出演もOKとなった。

 それはそれでありかもしれないが、ベテラン(特に演歌歌手)についてはここのところ、まったくヒット曲なしでの出演が当たり前となりつつあり、「本当にあなたは紅白出場の資格があるの?」と首を傾げざるを得ない歌手がいるのは確かだ。

 そうした状況が漫然と続く中で、今後は敢えて惰性と温情での紅白出場を辞退した、彼の姿勢はアッパレだ。

 彼が今回歌う曲は「My Way」。

 なんとこの曲を22歳のときにレコーディングをしていたということだが、年輪を重ね62歳となった布施明が歌う、集大成とも言うべき「My Way」。これは見ないわけにはいかない!!

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2009年12月18日 (金)

いのちの大きさ

 重たい話題が続いたので、たまには軽い話題も・・・。

 年末の『週刊文春』でおなじみの記事と言えば、「さらば帰らぬ人よ」。改めて、「今年、色んな人が亡くなったんだなぁ~」とつくづく思ってしまう。

 ちなみに、それぞれの死のニュース的価値が、紙面スペースとなって表れている。ページの多い順に紹介していきたい。

*1ページ

・マイケル・ジャクソン

・大原麗子

*1/2ページ

・土井正三

・中川昭一

・忌野清志郎

・三遊亭円楽

*1/3ページ

・ファラ・フォーセット

・森繁久弥

*1/4ページ

・南田洋子

*1/6ページ

・頼近美津子

・山城新伍

・平山郁夫

*1/9ページ

・古橋広之進

・海老沢泰久

・青山孝之(フォーリーブス)

・水ノ江滝子

・栗本薫

・三沢光晴

・竹久みち

・藤間紫

・遠藤幸雄

・清水由貴子

・加藤和彦

・江畑謙介

・速水優(早見優じゃないよ)

・三木たかし

・佐々木七恵

・細川隆一郎

・泡坂妻夫

・藤沢秀行

・上坂冬子

・大浦みずき

 中には「誰?」という人もいる。大原麗子の死去は、「のりぴー騒動」でかき消されてしまった点でも哀しいニュースだった。国民栄誉賞の森繁久弥や、「チョメチョメ」で一世を風靡した山城新伍の扱いが殊のほか小さく、土居正三の扱いがやけに大きいのが、ちょっと納得しかねる。

 いずれにせよ、上記に挙げた皆様のご冥福を祈りたい。合掌。

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2009年8月12日 (水)

酒井法子には「法的責任」に加え「道義的責任」を問え

 「”清純派”アイドルによる犯罪」とあって、世間に衝撃を与えた酒井法子の覚せい剤取締法違反による逮捕事件、供述も状況証拠もそろってきたにもかかわらず、なんと起訴猶予処分になる可能性が出てきたという。報知スポーツによると、

 「専門家は「自宅から見つかった覚せい剤が微量で起訴できない」という。別居中の夫も「会うたびにやせていった」と酒井容疑者の覚せい剤常用を思わせる供述をしているが、6日間行方をくらましていた後に行った尿鑑定では覚せい剤反応が出なかった。 ~中略~ 所持での起訴も、多くは1回の平均使用量(約0・03グラム)以上の分量を所持したケースで、酒井容疑者は0・008グラムの所持だ。使用後に残った量という見方もあるが、警視庁の捜査幹部は「覚せい剤が微量の事件は検事が起訴したがらない。今回も難しいかもしれない」と、公判維持の難しさを語る。検察幹部も「鑑定に使うと、量がほとんど残らず、公判で鑑定の適法性などを立証するのは困難になる」と話した。」とのこと。 

酒井法子容疑者、逃げ得“無罪”!?立件困難で起訴猶予も

8月11日8時0分配信 スポーツ報知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000211-sph-ent

 前回のブログでも指摘したが、酒井法子容疑者は任意同行に頑として応じず6日間逃亡、時間を稼いで見事尿検査での陰性を勝ち取った。いくら発見された覚せい剤が微量とはいえ、これで起訴猶予となれば、「警察の任意同行には応じるな」、「時間を稼いで尿検査で陰性となれば無罪」という抜け道を、広く世間に知らしめてしまう、と悪影響が懸念さねる。

 こうした事態を受け、芸能人事件としては異例のことだが、政府がたびたびコメントを発表している。11日午前の閣僚懇談会においては、河村建夫官房長官は「有名タレントの事件で関心が高く(酒井容疑者に)期待を裏切られたと思っている人も多い。若者がその方向に入っていくことがあってはいけない」と言及したほか、野田聖子消費者行政担当相は「著名人は影響力の大きさを理解してほしい」と述べた。このほか「青少年への薬物まん延を防がなければならない」、「警察当局がもっと認識をしっかり持つべきだ」と、薬物汚染には強い姿勢で臨むべきだとの声があがったとのことだ。

酒井容疑者「逃げ得」マネされる!政府が警察にダメだし

8月12日7時2分配信 スポニチアネックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000045-spn-ent

 このような政府の意向も反映してか、警視庁は酒井容疑者の常習的な覚せい剤使用を裏づけるため、毛髪鑑定の準備を進めているようだ。デイリースポーツによると、「酒井容疑者の自宅から押収された覚せい剤があまりに微量すぎ、所持容疑での立件は困難とみられるが、容疑を「使用」や夫の高相祐一容疑者(41)との「共同所持」に切り替え、調べるもようだ。」とのこと。

酒井法子容疑者 逃げ得ダメ!毛髪鑑定検討

8月12日10時15分配信 デイリースポーツ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000014-dal-ent

 現段階では、起訴されるのか否か、さらには実刑が下されるのか執行猶予がつくのかはわからない。しかし、どのような結果となろうとも、酒井法子容疑者には「法的責任」のみならず、社会的な影響力を加味した「道義的責任」も問うべきで、少なくとも芸能界復帰が断じて許すわけには行かない。警察は、「逃げ得」を阻止するため、何としてでも起訴までは実現に至らしめてほしいものだ。

参考ブログ)

2009年8月10日 (月)

「酒井法子事件」は”芸能人村”から語るな。

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-bab8.html

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2009年8月10日 (月)

「酒井法子事件」は”芸能人村”から語るな。

 土曜日の夜、逮捕状が請求されていた酒井法子容疑者が出頭した。覚せい剤を巡る芸能人逮捕の事件は、過去に枚挙の暇がないが、単に”清純派”アイドルの逮捕という以上に、逮捕に至るまでの彼女のとった行動の狡猾さ・悪質さから、特筆すべき事件と言える。

 これを受けてビクターエンタテインメントは、9月16日発売のベスト版の発売を中止とするのみならず、過去に発売したCDについても店頭から回収、店頭からの商品回収、関連楽曲の配信の停止も決定を発表した。同社は、「こうした反社会的行為は決して許されるものではなく、弊社としても事の重大さを十分認識し、厳しく対処をしてまいります」とコメントした。日曜日にもかかわらず、翌日にこうした迅速な発表を行った同社のこの決定は、英断と言って良いだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000000-oric-ent

 彼女の取った行動を見ると、一貫して「あわよくば逃げ切りたい。」という意志が明確にうかがえる。何といっても、事件発覚のきっかけとなった渋谷区の路上において、警察の任意同行に頑として応じなかったことは、彼女のしたたかさの現れと言って良い。

 確かに任意同行であれば、それに応じる義務はない。しかし、普段警察と縁がない市井の人間は、警察の求めを強固に断るという発想は持ち合わせていない。過去の芸能人逮捕において、任意動向に応じなかったという例は、少なくとも私は記憶がない。

 夫の高相祐一容疑者が現行犯逮捕された3日未明から行方不明になった理由について、彼女は「気が動転したから」と供述しているが、これも怪しい。最終的には、物的証拠とDNA鑑定によって彼女の覚せい剤所持の容疑持が確定的となり、逮捕状が請求されたことに観念して出頭した訳だが、6日間の逃走によって見事に尿検査の結果は陰性であった。

 逮捕直後の8日夜に、自宅マンションに覚せい剤を隠し持っていたとする逮捕容疑について彼女は、「詳しく覚えていませんが、部屋にあったとすればその通り間違いありません」と、あいまいな供述をしていたという。もしDNA鑑定といった確定的な証拠が出ていなかったとしたら、取調べでもシラを切り通したのではないかと想像される。

 逮捕直後のTV番組にて女優の渡辺えり子は、「どうして彼女が計算高いのなら、なぜ逮捕につながる重要な証拠を、自宅に置いたままにしておいたのか?」と、彼女にそこまでの計算高さはない、と言いたげなコメントをしていたが、これも十分説明がつく。逮捕につながる重要な証拠を、これから警察と会いに行くのに持ち出す馬鹿はおるまい。

 また、せっかく警察の任意同行を徹底的な拒絶で逃げ切ったにもかかわらず、自宅に戻れば警察と接触するリスクもある。これらを十分に考慮に入れたからこそ、自宅に重要な証拠となる覚せい剤の吸引器具を置いたまま、逃走を図ったものと考えられる。

 逮捕の第一報を報じたTBSの番組において、安住アナは「酒井容疑者」と呼ぶのをためらっているニュアンスが強く感じられた上、女優の渡辺えり子は彼女に対する同情する気持ちを隠せないような情緒的なコメントを連発していた。

 また、直接ワイドショーなどをチェックしたわけではないが、所属事務所の後輩であるカンニング竹山は、「アッコにおまかせ!」で「僕にとってはマンモスかなピー」と、のりピー語のギャグで会場をシラケさせ、司会の和田アキ子にたしなめる始末。「さらに、フジテレビ「サキヨミLIVE」で、竹田圭吾(Newsweek日本語版編集長)は、「清純派は清純派でいてほしい、と誰もが思うが、そうしたことが彼女を追い込んだ」といった同情的なコメントを発しているという。

 しかし前述したように、酒井法子容疑者は、今まで発覚した芸能人逮捕劇に比べ、格段に狡猾で、計算高く、悪質であるといえる。これらは、あくまで刑事事件してテレビで放映すべきで、断じて”芸能人村”からお仲間タレントが発言すべき話題ではない。

 サンミュージックの相沢正久社長は9日の記者会見において、酒井容疑者が起訴されて有罪判決を受けた場合、「当然として解雇も含め、(結論を)出さないといけないと思う」とのコメントを発表した。しかし、彼女の犯した罪とその後の行動、さらには社会的影響力を踏まえると、ビクターのような迅速な判断を求められるだろう。

  酒井法子容疑者が出頭する日の午前、河村建夫官房長官は記者会見で、「特に若い人に広がりつつあることに注意しないといけない。政府としてもこの対策に真剣に取り組む必要がある」と述べ、若者を対象とした覚せい剤対策を強化する考えを明らかにした。

 また河村官房長官は、「芸能界はかねてから薬物の問題が指摘され、それが明るみに出つつあるということだ。徹底的に洗って根を絶つ必要がある」と強調したという。彼女の逮捕をきっかけに、芋づる式に逮捕者が出ることを、ぜひ期待したいものである。

若者の覚せい剤対策強化=河村官房長官

8月8日13時50分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090808-00000056-jij-pol

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