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2011年4月26日 (火)

「目的」と「手段」をはきちがえた「減税日本」。

 一昨日(4/24)に行われた全国統一地方選挙の後半戦、それ以上に注目を浴びたのが愛知6区の衆議院補正選挙である。

 今回、全国で唯一行われた国政選挙であると同時に、河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」が、初めて国政選挙で候補者を擁立、愛知6区という選挙区でどれだけの支持を集めるのかが注目された。

 結果はご存じのとおり、自民元職の丹羽秀樹氏が減税日本の候補者(川村昌代氏)に約2.5倍の得票差をつけて、見事返り咲きを果たした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000045-mailo-l23

 東日本震災の発生によって、「減税」へのPR効果が薄れた、という見方もあるが、そもそも「河村ブーム」こそあったものの、どこまで有権者に「減税」に対する支持が得られていたかどうか疑問だ。

 再三このブログでも指摘しているように、「減税」は国づくり、町づくりの一つ手段に過ぎない。その先にある「目的」があるべきところであるが、河村氏率いる「減税日本」は、「減税」そのものを目標としてしまった。

 仕事や経営においても、「目的」と「手段」を取り違えると、とるべき行動を誤ってしまい、期待した結果は得られない。

 「過剰品質、過剰スペックの商品が消費者の支持を得られない」、日本メーカーにありがちな失敗も、「品質」や「スペック」が自己目的化してしまった結果であるといえる。

 「目的と手段を取り違えるなかれ」、そうした思いを一層強くした、「減税日本」の敗戦であった。

参考)『”減税”が最優先の施策??』

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-6159.html

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コメント

日本は一応法治国家である。 税金の無駄遣いは多いと思わない人はいないし、やり方次第では、「士業」の力をかりなくても、無駄遣いを減らすことは可能である。民間会社では「日々カイゼン」が当然の如く行われている。
税金の使い方は行政者が決定権を持っているが、自ら見本を見せ、無駄遣い削減に反対勢力が強すぎるので、入り口を少なくすればいやおうなしに、無駄遣いを減らさざるを得ないと考えたと言っている。目的と手段を変えたのではない。
 実際に商売を経験した人でないと、真に金の無駄遣いなどの感覚が理解できない。
細かい事より、大局を見られたらいかがでしょうか。
 東国原を見よ、知事時代に宮崎から東京に出てテレビに出まくって稼いだ金はいくらになるのか。それが県に貢献したのか。 石原知事の老害は論外。

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