NHK 「国家中継の原則」
11月5日は「国会中継」が放送されなかった。これを不審に思ったある視聴者が、NHKに問い合わせた所、「NHK 国会中継の原則」に基づいて、この日は放送されなかったとのこと。NHKの担当者は、視聴者の疑問に対して、”真摯”に答えている。そのやり取りの一部始終が、ニコニコ動画に投稿されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8739094
NHKのコールセンターによると、下記の最下段にあるような「国会中継の原則」に基づいて、今回は「重要でない」との判断で、中継を見送ったらしい。
http://www9.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/soukyoku/s0811.html
以下、抜粋。
「Q.前航空幕僚長が呼ばれた国会をNHKが中継しなかった判断について
A.(日向総局長)
BBCには国会チャンネルがあって、国会の中継を専門的に放送しているが、NHKにはない。どうしても選択するということになる。いくつかの原則を設けているが、今回もそうした原則やいくつかの要素を総合的に判断して、ニュースで伝えるという判断になった。
A.(今井副総局長)
国会中継はその時々の判断があるが、一定の原則はある。本会議での政府演説、代表質問はすべて放送している。衆参両院の予算委員会の基本的質疑のうち、各会派の第一質問者の質疑、党首討論や国民の関心が高い重要案件を扱う委員会の質疑などは適宜、総合的に判断する。今回もこうした原則に基づいて、中継しなかったということ。」
この日、質問に立ったのは、稲田朋美衆議院議員。彼女が取り上げた、最も注目を集めた議題は、もちろん「外国人参政権」問題。民主党は選挙前に、この問題をマニフェストから「こっそり」外した。そしてNHKは、この話題がやりとりされる中継を、「重要な問題でない」と放送を見送った。
そして、大多数の国民が知らないところで、「こっそり」とこの法案が成立する。気がついたときは、対馬や鳥取県が、特定外国人自治区となっている、そんな未来は想像したくない。
「本当のことはネットでしかわからない。」、今やそんな状況。公共放送、いやマスコミは果たして存在意義があるのか?
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