« マーケットインかプロダクトアウトか?? | トップページ | 「足し算経営」の日本メーカーに未来はあるか?? »

2009年4月20日 (月)

今さらdynabook。

 久々に、このブログで散々取り上げてきた『ネットブック(ミニノートPC』の話題。

 従来は『デスクトップよりもやや高め』というノートPC市場に、破格の5万円前後(契約しだいでは100円)という価格で参入し、またたく間に一大市場を形成。わずか一年弱の間に10社を超える競合ひしめく市場となったわけだが、特記すべきはASUS(アスース)社、Acer(エイサー)社というアジア勢が1位・2位を占め、日本勢は劣勢、特に東芝やNECは自信満々に参入したにもかかわらず、苦戦を強いられている、ということだ(ちなみにこの記事の入力も、ASUS社のEee PCの900HAという機種を使っている)。

参考ブログ)

『戦略とは「やらないこと」を決めること』(2008年9月11日)

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6d3f.html

『中途半端なやなぁ~』(2008年10月16日)

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-a720.html

『デザインの威力とブランド力過信の危険性』(2008年12月14日)

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-c647.html

 そんな『負け組』企業の一つ東芝が、今さらながら『dynabook』のブランド名を冠して夏にネットブック新製品を発売する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000052-zdn_pc-sci

 Yahoo!Japanのコメント欄でも、『当初は「dynabookとは別もの」として発売されたにもかかかわらず、なぜ今さら「dynabook」ブランドで発売するのか?」、といった東芝の迷走ぶりに対する辛口コメントが寄せられている。

たとえば、

『前回Netbook(NB100)を発売したときには「dynabookとは思想が違うから」とdynabookの名前ではなかったのに今回dynabookそのものを大幅に再編して含めるようにしたのは、やはりdynabook名で無かったことが「dynabookシリーズより劣る」と思われて敬遠されてしまったのだろうか。』

といった感じで。

 予想実売価格は6万円前後と、日本メーカーのプライドか、やや高めの価格設定。しかし、Sonyの「Vaio type P」ほどのインパクトはなく、後手に回った感は否めない。東芝は、一体だれに自社の製品を買って欲しい、と考えているのだろう?もはや、ネットブックは完全なコモディティ(日用品)である。その現実を踏まえ、特定のターゲットにとんがった製品を出す以外に、後発メーカー(敢えて言う)が参入できる余地はない。

 

↓「なるほどねぇ~」と思ったら、下記へのクリックお願いします。

人気ブログランキングへ

↓「いよっ!その通り!」と思ったら、下記へのクリックお願いします。

拍手する

↓「なかなか鋭いね!」と思ったら、下記にもクリックを!

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村

« マーケットインかプロダクトアウトか?? | トップページ | 「足し算経営」の日本メーカーに未来はあるか?? »

つれづれ」カテゴリの記事

マーケティング」カテゴリの記事

企業・経営者」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/187511/29208415

この記事へのトラックバック一覧です: 今さらdynabook。:

« マーケットインかプロダクトアウトか?? | トップページ | 「足し算経営」の日本メーカーに未来はあるか?? »

フォト
2015年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ