ハニカミ王子
ハンカチ王子の次はハニカミ王子。
それに群がる俄かファンや、ブームを煽るマスコミにはトコトン辟易するが、「なぜ彼らが、こうまで人を惹きつけるのか?」という点では一考に価すると思われる。
彼らの共通項は、ひとことでいえば『爽やか』、さらに謙虚で礼儀正しく、浮ついていない、ということになろうか。翻って、特に男子プロゴルフ界にいえることだが、彼(ハニカミ王子)の要素を今までないがしろにしていたからこそ、ファン離れが加速していったとえいるだろう。いくら技術的に優れていても(実際は、技術が世界に通用しているとはいい難いが)、態度が横柄、マナーがなっていない(特に喫煙)、感情がコントロールできないなどの要素があいまって、新たなファン層の拡大しきれていないとえいるだろう。
宮里藍などは、未だ米国ツアーでの優勝と言う結果は出せてはいないが、人気は絶大である。では、なぜ人々(ファン、さらにスポンサー)を惹きつけるのかといえば、やはり高い目標を掲げ、それに向かって真摯な姿勢で挑戦し続けている点にあるといって良いだろう。そして3者(さらにはイチロー、松井らにも言える事だが)に共通することは、非常に礼儀正しい、ということである。それも表面的な愛想のよさではなく、人間性に裏打ちされた礼儀の正しさが深い共感を生んでいると思われる。
個人であれ企業であれ、周りから尊敬される存在となるためには、高い目標・志を掲げ、それに向かって真摯に努力し、自分自身に厳しく謙虚で、礼儀正しくある、ということが必須条件と言えよう。
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